眠れぬ夜を抱いて/野沢尚



<裏書より>
ひとつの町で連続して起こる一家失踪事件。
平凡な主婦、中河悠子(33)は、その町の開発者でもある夫を
助けるために独自に調査に乗り出していく。
だが、それが悲劇の始まりだとは気づきもしなかった…。
悠子までを巻き込んで展開する残酷な復讐の罠、罠、罠!
果たして彼女は夫の嫌疑を晴らして真相に辿りつけるのか。
超大型サスペンス長編。


またまたやんやんから貸してもらった本

これね、読み始めてすぐ、
読みきらんかも…と一瞬思いました。

プロローグの舞台がアメリカ、銀行強盗が行われる場面。
私、外国の本ダメなのです…
何がダメって、人の名前が覚えられない。。。
銀行のガードマンや窓口職員、リポーターに警察官・・・
いっぱい出てきてヤバイと思いました

が、アメリカが舞台なのはプロローグのみ。
無事に最後まで読むことができました
そして、読んでよかったです!
おもしろかった

主人公・悠子は不動産会社を経営する夫を持ち、
その夫が開発した新興住宅地へ引っ越してくるのですが、
その新興住宅地で立て続けに起きた一家失踪事件。

夫を助けるため、悠子は事件を調べ始めるのですが、
物語が進むにつれ、徐々に色々な事実が明らかになっていき、
ラストにはプロローグから全てがきれいに結びつきます。

本当に退屈するところがほとんどないです。
最初の失踪事件にドキドキしていると、
徐々に明らかになる予想しなかった事実に
ドキドキさせられっぱなしです

あとがきにありましたが、
著者の野沢さんは色んなドラマや映画の脚本書かれてる方で、
この本の中に他の作品とのリンクがたくさん隠されてるんだそうです
残念ながら私はどのドラマも映画も観たことなくて、ピンときませんでしたが、
これが分かったら益々楽しめただろうなぁ

そして、もう1つ。
この本の中で描かれてる夫婦関係がまた印象的でした。

とても仲の良い夫婦で、家族なのに、
妻は夫の過去に何かを感じつつもそれを知ろうとしない。
なぜなら自分の過去を知られたくないから。

私には全然ピンとこないんだけど、そんなことってあるのかな?
あるとしたら、ものすごくさびしいな。

本当はもっと前に、
家族が一番大事だということに気づいてたのだろうけど、
どうして引き返せなかったのかなぁと思います。

死んでしまった恋人というのはそんなにも大事な存在になってしまうかな。
もしも、ダンナの死んだ恋人が自分で分かるほど自分に似ていたら・・・
ショックだろうなぁ。。。

ラストは確かにいい感じなんだけど、
何か色々考えるとやっぱり切ない気がしてしまいます
…私が根にもつタイプだからなかしらね。

ドラマもちょっと見てみたいけど、
やっぱりドラマはなかなか手が出ないんだよね

"眠れぬ夜を抱いて/野沢尚" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント